今まで FreeBSD な環境だったからって訳ではないけど、自宅も会社も EUC な環境で生きていました。これから UTF-8 な環境に移行中していきます。shell 上で日本語ファイル名の補完が効いたり、samba を介してやりとりした日本語ファイル名を shell 上で読めたりと便利な事が多くなりました。
OS に関連させちゃいけないかもだけど、FreeBSD を捨てて Debian Gnu/Linux と NetBSD を使うことが多くなりました。
今まで愛用していた kterm, Eterm が UTF-8 をサポートしていないようなので、ターミナルエミュレータも rxvt に移行。
Windows 環境では X Window System を使うことが多いので、今回は Astec-X で UTF-8 なフォント efont (http://openlab.ring.gr.jp/efont/) を Debian Gnu/Linux にインストールして使う方法を記しておきます。
X client 側の Debian ホストで aptitude を使って efont を持ってきます。
$ su - # aptitude install xfonts-efont-unicode-ib # aptitude install xfonts-efont-unicode
すると、Debian ホスト側の /usr/share/fonts/X11/misc/ に efont が gz された形でインストールされます。ディレクトリ配下の fonts.dir ファイルをページャで見ると確認
出来ます。
私の場合、60個の fonts がインストールされました。
fonts.dir ファイルを確認しつつ efont が入っている .pcf.gz ファイルを WIndows 上に持ってくる必要があります。fonts.dir からファイル名を抜き出して、すべてを ‘gzip -d’ して下さい。
$ cd /usr/share/fonts/X11/misc/ $ grep efont fonts.dir | awk '{FS=":"};{print $1}' | awk '{FS=" "};{print $1}' | xargs -i cp {} /tmp/ $ cd /tmp/ $ ls | xarg gzip -d
次に、X サーバ Astec-X がインストールされたフォルダ配下に efont というフォルダを作成して、先ほど ‘gzip -d’ したファイルを入れます。
私の場合、’C:\Program Files\ASTECX\efont’ です。
efont が入ったら UNIX OS でいう mkfontdir をする必要があります。Astec-X の場合、mkfntdir.exe なる実行ファイルが用意されているので、これを使います。
windows> cd C:\Program Files\ASTECX windows> mkfntdir.exe C:\Program Files\ASTECX\efnot
これで Astec-X で efont を使えるようになったはずです。xterm 等から下記のコマンドを実行して rxvt を起動してみて下さい。下記では unicode 且つ multi-lingual な rxvt をインストールしています。
# aptitude install rxvt-unicode-ml # urxvt -fn -efont-biwidth-medium-r-normal--14-140-75-75-p-70-iso10646-1 &
lv 等のページャ、エディタ等で日本語の読み書きをしてみると、結果が分かると思います。
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